帰ってきた南インド ・15日間のパンチャカルマ療法
2023年1月24日
ヘナサロンYuuの原点でもある南インドへの旅が始まった。
インド出発に向けて、事前にインドVISAの取得、PCR陰性証明等を準備して出国。
羽田空港を出発し、シンガポールを経由して、ようやく南インドトリバンドラム空港へ到着。
久しぶりのインドへの入国審査は流石に緊張。
無事に入国スタンプを押してもらってようやく気持ちがホッとした。
外に出ると
ミトラハーミテイジアーユルヴェーダ病院のドライバーさんが待っていてくれた。
空港から車で30分程のところにある。
病院に到着したのは、およそ23時頃、あたりは真っ暗。
セキュリティーの方に案内され、その日は部屋で眠る。
部屋は3種類のグレードがある。
今回の滞在はゆったりコテージ泊を選択。
トイレと洗面所。
掃除が行き届いていてとても綺麗でした。
シャワーもずっと出しておくとお湯もでます。
久しぶりのインド、なかなか眠れず時間も分からず暗いうちから目が覚めてしまった。
なかなか寝つけずにいると遠くの方からイスラム教?コーランが流れ始める。
あぁ〜この感じ・・・
2015年初めて南インド最南端カニャークマリを訪れた時の記憶がフラッシュバックし涙が溢れてきた。
個人的には、今までの一つ一つの経験(先住民や伝統のある場所に行ってきた経験)の点と点が線で繋がりはじめていくような不思議な感覚。
魂の浄化と内観の旅がはじまる。
薄暗い中、お部屋の目の前にある庭に。
ぼや〜と暗闇の中から現れたのは静かに流れる川だった。
まさかこんなに近くに川があると思っていなかったので驚きと共に感動した。
朝起きた鳥たちが鳴きながら、優雅な空間とやさしく撫でるような風が南インドに来たんだ
なと思わせてくれた。
今回の旅の目的・パンチャカルとは?
古来5000年前より伝わるインド伝承医学アーユルヴェーダ。
その中の一つの治療法とされる。
究極のデトックスや魂の浄化ともいわれる『 パンチャカルマ療法 』
パンチャとはサンスクリット語で5をあらわす。
5つの毒素排出法で身体の血管や管という管のパイプ掃除とでもいいましょうか。
(本当はもっと深い意味があると思いますが。)
1催吐法(ヴァマナ)
⇒胃からデトックス
2下剤法(ヴィレーチャナ)
⇒小腸からデトックス
3浣腸法(ヴァスティ)
⇒大腸からデトックス
4点鼻法(ナスヤ)
⇒脳からデトックス
5しゃっけつ法(ラクタモクシャナ)
⇒血液からデトックス
アーユルヴェーダとは?
アーユルヴェーダでは、人は生まれるつきの体質(ドーシャ)は受精時に決定され、プラクリティ(=本質)と呼ばれて一生変わるものではないといわれている。
このドーシャのバランスがとれていれば健康が保たれるが、何らかの影響でバランスが乱れることで病気や不調になるとされている。
ドクターの問診によってプラクリティと現在のドーシャの乱れをチェックし、その時のその人にあった診断を受け、次の日から治療にはいる。
カウンセリングで今の自分の状態を診断してもらう。
問診内容は
身長・体重・体質チェック・脈診・舌診・目の状態・爪の状態etc ..
体質(ドーシャ)は
風(ヴァータ) ・ 火(ピッタ) ・ 水(カパ) の三つの要素に分かれるとされる。
ドクターはあらゆる観点からその人がどの体質を持っているのかを見極める。
アーユルヴェーダのもととなる哲学には宇宙すべての物質は
空・風・火・水・地の五大要素で構成されるという考えがあるのもとても興味深いですな。
1月25日(水)DAY1 15日間のパンチャカルマスタート!
1日目からどんなことをしていったのか実体験をシェア〜!
Before lunch Medicine
お〜!いよいよ始まるのか〜!というような
何とも言えないお味の茶色い液体のお薬。
良薬は口に苦しだな。
楽しみにしていた一つは食事♫
一日3食ベジタリアンと書いてあったよ!
アーユルヴェーダ では食事療法という分野もあるので、これも興味深いことの一つだ!!
滞在中、あれもこれも全てが興味深々すぎて忙しかったな。笑
朝はフレッシュジュース!!
席についてから一人一人の食事が作られる。
フレッシュジュースはスイカとグレープフルーツらしい。なんとも贅沢な。
Lunch
滞在中、院内での食事は全てベジタリアン。
アーユルヴェーダでは消化力を大切に考えているので、消化に負担のかからない
新鮮なお料理を。毎食工夫されていて、どれも美味しくいただきました。
院内にはハーブガーデンも!!
午後は早速、アビアンガ・薬草オイルマッサージからはじまる。
ワクワク🎵
こちらの病院ではほぼ毎日、午前&午後
何らかの方法で全身の薬草オイルマッサージのメニューが組まれる。
準備されているガウンに着替えて部屋で待つ。
時間がくるとセラピストさんが迎えに来てくれて、施術のお部屋まで手を繋いで歩いてくれる。
初めてのマッサージを担当してくれたのはセラピスト歴10年の GB。
とても優しい笑顔で迎えてくれて安心した☺️
院内での施術がはじまると
裸になって布の褌一枚での施術がはじまる。
まさにまな板の上の鯉ってこういう事ですね。笑
施術がはじまるとGBの顔が真剣な表情に変わる。
ハーブ足湯が準備してあり、椅子に座って足を温めながらオイルマッサージがはじまる。
まずはヘッドマッサージから。
目をつぶりながら感じるGBのマッサージは、ただのマッサージでなく、マルママッサージ(アーユルヴェーダでマルマとはツボをあらわす)
でエネルギーを動かすようなマッサージ。
最後には、第三の目のポイントにハーバルパウダーをつけて終了。
移動の疲れもあったので、初日からとてもリラックスできた🙏
夕方にはいよいよ、ドクターによる問診。
順番が前後しましたが、アーユルヴェーダとは?
上記内容の問診が行われ、次の日から実際に本格的な治療が施されることに。
1/26 DAY2
今日は久しぶりにぐっすり眠れたという感じ。
朝から舌ゴケ磨き、ハミガキ習慣は変わらず。
朝食はフレッシュジュース&フルーツ。
am8:30
Synchrome massage
二人一組でオイルマッサージをしてくれる。
まずは椅子に座ってヘッドとボディーマッサージ。
仰向けに寝てフェイシャルマッサージから ボディーの背面マッサージ。
2人のセラピストさんの手がシンクロする感じがロミロミのような感覚に似ていた。
これから毎日、治療としてこのメニューがあるなんて夢のようだ。
まだはじまったばかりだけど、贅沢な時間をゆっくり自分の変化と共に味わっていきたいな
と感じた。
いよいよ3日目からは ”ギー” トリートメントの期間へ
アーユルヴェーダの古典『チャラカ・サンヒター』で
最も優れた油といわれる ”ギー” のトリートメントがスタートするらしい。
こちらで使用するのはメディカルギーというものを人それぞれの体質に合わせた量を
毎日、少しづつ量を増やしながら飲んでいくらしい。
ギーを摂取する期間は人にもよるが1週間程。
細胞膜をも通り抜けるギー。
身体全身、脳内にも隅々まで良質なオイルを浸透させ、不要なものを吸収して排出させると
いう仕組みらしい。
このギーの期間は外出禁止なのと昼寝もチェアーに座ってウトウトするぐらいならOK!
ベットでぐっすりはNG と言われ、なるべく穏やかに過ごす大切な期間だそう。
どんな感覚が待っているのだろうか?!
次回へ続く・・・。
長くなりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございます😃
ヘナサロンYUU 〜 ヘナ専門美容室 〜
℡ 0467-75-2754
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